人の数だけ介護はさまざま。広がっていく新しい介護施設の形

体を壊す前に介護サービスを使おう!

介護者の高齢化

新しい高齢者向け施設

新しい高齢者向け施設

医師が常駐している介護施設は、『介護療養型医療施設』『介護老人保健施設』 の2種類です。
その他の施設では日勤帯で看護師が常駐しているか、併設病院と連携を取り合って医療行為を行うことが多いようですね。ただ介護を受けるご本人やその家族からしてみれば、医療従事者が常駐している施設の方が何かと安心ではないでしょうか?
最近は有料老人ホームでも、常に医師が在籍している施設が多いんです。私が今働いている施設も、看護師と医師が常に利用者の健康状態に目を配っています。介護スタッフと医療スタッフによるチーム医療が手厚い施設といえます。介護に関してより高いクオリティと安心感が求められるようになった現代、このような形態の施設は更に増えてくることでしょう。

高級高齢者住宅

最近、雑誌やテレビで高級な高齢者向け住宅が取り上げられているのを見かけます。
パッと見、介護施設に見えないような都会的な外観に、フロントコンシェルジュが常駐しているロビー。ホテル顔負けの設備とサービスを備えた施設が次々に登場しています。食事は和・洋・中から好きなものを選べて、露天風呂やプールも完備。美容室や日用品のショップもあり、生活には何の不自由もなさそうです。

さて、気になる金額は?一般の施設と比べてみました。

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「子供に世話をかけないように」「老後のゆとりのために」と、若いうちから高級高齢者住宅を目指して貯金している人もいるようです。終の住処にするなら、こういった豪華な施設を選ぶのもいいかもしれませんね。

趣味・特技を生かす施設

私が勤めている施設では、利用者の意見を活かした取り組みを行っています。

自宅に書道教室を持っていましたが、ホームへ入る時に、教室も店じまい。とても寂しく思っていましたが、その話を聞いたスタッフが、週に一回書道教室を開催してくださることになりました。指導役は私。今では仲間からも「先生」と呼ばれて嬉し恥ずかしですね。

また教室の他に、畑を借りて野菜作りも行っています。私は生まれてこの方畑作業の経験がなかったので、利用者の方にご指導を受けながら楽しく作業しています。
このように趣味や特技を活かした場を設けることは、利用者にとっては自発的な行動を促し、刺激になります。人生の先輩として学ぶこともたくさん。介護という現場を通して、私達は常に学びの姿勢を忘れず、施設を成長させていかなければと思う次第です。

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