需要が膨れ上がっている介護業界には問題が山積み。まずはその問題一つ一つをじっくり見ていきましょう。今自分に何ができるか考えること、それが介護問題の解決の一歩かもしれません。
やっぱり大変?介護業界の問題とこれから
人の体は時間と共に老いていくもの。「介護する側が、いつの間にかされる側になる」その時期に介護者を悩ませるのが高齢介護の問題です。本来は介護が必要である人が、親や配偶者を介護するという「老老介護」が、特に在宅介護において大きな影を落としています。老老介護にいたってしまう背景とは?老老介護によって起こりうる影響とは?
また、介護は高齢者が相手とは限りません。生まれながらにしてハンディキャップを背負っている子供にも介護が必要。もし、介護者である親が高齢者になってしまったら、子供の介護は誰がおこなうのでしょう?介護における高齢化がもたらす問題に迫ってみました。
介護職は人手不足ということもあり、売り手市場の業界といえます。ただし、介護業界は離職率も高め。かくいう私も大変な施設からの転職を果たした一人です。「仕事なんだから多少のことはガマンしよう」と割り切ることも大事ですが、不満を爆発させてしまったら、自分にも周囲にも良い結果にはなりませんよね。
介護職が仕事の中で不満に感じる点には、共通したものがあるようです。残業が多いとされる「勤務時間」、いわゆる3Kの「仕事内容」、看護師との溝が深刻化する「人間関係」…。介護職を取り巻く問題をさまざまな切り口から見てみましょう。介護業界で毎日を楽しく過ごすには、よりよい環境選びが第一です。
超高齢社会と言われる現代、介護施設の種類もバリエーションが幅広くなっています。老人保健施設以外にも医師が常駐している施設は増えてきています。またテレビや雑誌で取り沙汰される「高級老人ホーム」も気になる存在。近頃は子供に頼らず、自分のたくわえだけで生きていく!という考えのお年寄りも多いようですね。何不自由なく過ごせるホテルのような介護施設は人気な分、利用料も破格なのではないでしょうか?少しだけ覗いてみましょう。
また、施設でのんびりと、自分の趣味や特技を活かすのも素敵ですね。現役の頃の家業や畑仕事などの経験を活かし、施設でオンリーワンの存在感を発揮する方が多いんです。老後は安心して身を任せられるような施設で、のんびりと自分らしく生きたいものです。
介護と仕事働きながらの介護は、何かと制約が多いもの。どちらも頑張りすぎてクタクタになるのは避けたいですよね。よりよい介護を目指すには、介護休暇や短時間勤務など、会社の制度をうまく活用したいものです。
介護職が活躍する場所介護職のフィールドは介護施設にとどまらず、病院や在宅など、幅広い活躍をしています。それぞれの活躍場所ではどのような仕事をするのでしょうか。そして、どんな人にピッタリなのでしょうか。介護職の適材適所を見極めましょう。
介護職を辞めたい理由介護職は離職率の高さも指摘されています。勤務時間や仕事内容、人間関係など…介護職を取り巻く現状は厳しいようです。介護職の本音を聞くことで、介護業界全体が抱える問題を考えてみましょう。