お年寄りだけじゃない、高齢化によるさまざまな介護の問題とは

体を壊す前に介護サービスを使おう!

介護者の高齢化

介護者の高齢化

高齢介護

近年、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が問題として取り上げられています。
老老介護の背景には、核家族化をはじめさまざまな問題が複雑に絡み合っているようです。

03-01-01

子どもの介護

介護の対象は、高齢者だけではありません。生まれ持ってハンディキャップを背負った子供をその親が介護するケースが代表的です。親の悩みは、やはり子供の将来のこと。
「子供が小さいうちはいいけれど、将来私達が年を取って、世話ができなくなったらどうしよう…?」
施設に預けるか、他の子供たちに任せるか。介護が必要な子供を持つ人でないとなかなかわからない苦悩といえます。
元気なうちに子供のためにしておきたいことは、可能な限り自立をさせること。色んな人に会わせたりと経験をさせる親が多いようです。またハンディキャップを持つ人を積極的に採用している企業を調べたり、施設について勉強することなど、今のうちにできることは決して少なくありません。

高齢化社会

高齢化の度合いは、総人口に対して65歳以上の人が占める割合で変わってきます。日本は今や高齢者率21%を超える「超高齢社会」。これにともない、介護施設も年々増加しています。有料老人ホームは介護保険が始まった2000年には350施設ほどでしたが、2007年には2500施設を超えています。しかし、これほど施設が増えていながら、実際の需要に追いついていないのが現状です。2009年に調査したところ、特別養護老人ホームの待機者数は全国で約42万1000人というデータが出ています。
待機している高齢者の中には、施設での適切なサービスを受けられずに、やむをえず在宅での療養をしている人も多いです。この現状を解決するには、介護施設の充足はもちろん、在宅介護のサービスを更に手厚くしていくことが必要だと思います。

介護問題に関心のある人にオススメ記事

介護と仕事介護と仕事働きながらの介護は、何かと制約が多いもの。どちらも頑張りすぎてクタクタになるのは避けたいですよね。よりよい介護を目指すには、介護休暇や短時間勤務など、会社の制度をうまく活用したいものです。

介護職が活躍する場所介護職が活躍する場所介護職のフィールドは介護施設にとどまらず、病院や在宅など、幅広い活躍をしています。それぞれの活躍場所ではどのような仕事をするのでしょうか。そして、どんな人にピッタリなのでしょうか。介護職の適材適所を見極めましょう。

介護職を辞めたい理由介護職を辞めたい理由介護職は離職率の高さも指摘されています。勤務時間や仕事内容、人間関係など…介護職を取り巻く現状は厳しいようです。介護職の本音を聞くことで、介護業界全体が抱える問題を考えてみましょう。

PAGE TOP