介護職のお仕事内容を知れば、介護への理解が深まる!

体を壊す前に介護サービスを使おう!

介護者の高齢化

介護職の仕事内容

健康管理

Q:健康管理の仕事とは?
⇒A:健康診断・生活指導・生活リズムの記録など

介護と聞くと、まず思い浮かべるのはお年寄りのケア。年齢を重ねてくると抵抗力が弱まり体調を崩されることも多いですから、日々の健康管理はしっかりおこないたいですね。
特に看護師など医療職の場合は、利用者の健康管理が主な仕事になります。毎日のバイタルチェックで体調を管理し、必要なケアを考えます。また、利用者の表情や会話など、日常のちょっとした事も記録しておきましょう。「今日は表情が違うな」「いつもより口数が少ないな」など、些細な変化に気づくことで、身体的・精神的な変容を察知することに繋がります。気づいたことはスタッフ同士で共有し、誰が側にいてもすぐ対応できるようにしておきたいものです。

日常生活のお世話

Q:介護職の仕事は?
⇒A:利用者の日常生活をサポートすることがメインです

食事や排泄、入浴、着替えなどは、日常生活の基本となる行動です。歯磨き一つとっても、苦痛を感じていないか?不安にさせないように、きちんとお声がけはできているか?外から見えない部分で利用者は色々なことで不便を感じているかもしれません。そこを汲み取るためには日頃の会話とコミュニケーション能力が物を言います。
またベッドから車椅子に移動させたりと、介護には体力も必要。決して楽な仕事ではないけど、利用者の笑顔は励みになります。そして、何にも勝る「ありがとう」の言葉。介護職の醍醐味は、やっぱりこの一言に尽きますね。

リハビリケア

Q:リハビリケアとは?
⇒身体的・精神的・社会的な面において機能の回復を図ること

リハビリケアは、一般的には「機能訓練」を指します。ただし理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが行う医療的なリハビリだけでは、真に利用者の心身を回復させることは難しいでしょう。例えば一緒に歌を歌ったり体操をしたり、お買い物をしたり……その人らしく生きられるお手伝いをすることは、全てリハビリケアに当てはまるといえます。
不調はその人その人で大きく違います。独善的にならず、利用者とのコミュニケーションの中であたたかいケアを実践していく。それが介護職に求められるリハビリケアの真髄ではないでしょうか?

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